種類いろいろ、木製キッチン!

クックホーム

2021年01月09日 16:07

木製キッチンのといっても、種類は様々




各メーカーによってこだわりポイントや加工の仕方が異なるので、今回は大まかに5つに分けてご紹介




一、化粧紙


化粧紙ときいて

「ん・・・紙?」

と思う方もいらっしゃるかと思います

意外と多く使われていて、一昔前の住宅の壁材のなかには、プリント合板といって、ベニヤの表面に木目の化粧紙が貼られているものも、よく目にします

「セロハンテープ剥がすと、その部分だけ剥がれてしまうやつ!」

と言うとわかる方も多々いらっしゃいます


ちなみに、私がピンとくるイメージは、

"昔の安い学習机!"


壁板だけでなく、棚板にも使われています♪















中身は合板や、圧縮されたボードに表面は、木目などのデザインが印刷された化粧紙が貼られており、水や湿気対策で表面が塗装されている商品です






二、オレフィンシート


こちらも化粧紙と同様、いろいろな資材に使われております


化粧紙とは違い、ビニル系のシートに印刷が施されています


化粧紙よりも表面強度が強く、持ちが良いです

実際、フロアー材といって床の仕上げ材にも持ちいられます













こちらも表面を塗装で施す事で耐久性UP









三、メラミン合板

合成樹脂で出来ていて、表面が硬く傷が付きにくい

店舗や、手作り家具なのでよく使われている材料です

化粧紙、プリントシートと大きく違うのは上記でも述べたように強度

表面に関しては水洗いしても大丈夫
(注:中身の人工木材は水はNG)













小口と言って人工木材の断面もメラミン素材を貼ることができるため、より水の侵入を防ぐことができます

人工木材系の棚板では良質商品になります







四、突き板

単板(たんぱん)と言うのを聞いたことがありますか?

天然の木材を薄くスライスし、人工木材の表面に張り付けた商品

他と違うのは、表面は本物の木材なので自然の風合いを味わえるというところです♪













化粧紙で例に挙げた壁板ですが、単板仕上げの壁板を"銘木合板"と呼びます^ ^



銘木合板はプリント合板よりも高級で人気が高く、セロハンテープでを貼っても表面が剥がれない

現在、自然、環境保護のため天然木材が取れなくなっているため、
銘木の種類も少なくなって来ております






五、無垢(むく)

無垢とは混じり気のないという意味で、木材では、天然木材のことを指します

突き板は表面のみが天然木材で、中身は圧縮木材が使われています。

対して、無垢材は1枚木そのままの天然木材です

表面強度は、メラミン合板が強いですが、

人工物の入っていない天然木材は自然の風合いを存分に楽しむことができ、時が経つにつれて日に焼け、経年美化を味わえる素材です














また調湿作用があるので、周囲の湿度を一定に保つ効果があります


さて、大きく分けて5つ

それぞれ材質、風合い、耐久性に特徴がありますが、それだけではなく、
仕上げの塗装の工程や小口(断面)の処理方法によってもまた違ったものになります

木製キッチンといっても種類が沢山あって悩ましい・・・

という方は、ぜひお気軽にご相談を〜

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